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つみたてNISAの20年後の暴落について考える

つみたてNISAで積み立てた投資信託がちょうど20年後に暴落している可能性は十分にありえます。 去年の新型コロナウィルスの影響と思われる暴落では ナスダックも30%ほど下落しています。

ちょうどそのタイミングで20年目を迎えてしまったら、 せっかく積み上げた含み益が大きく目減りした状態での受け取りになります。

40万円が20年かけて100万円になったと仮定します。 特に暴落していなければ100万円をそのまま受け取れます。 暴落していたら70万円。 たとえしばらくして100万円に戻ったとしても、 差分の30万円には税金がかかってしまうので 約6万円は納めなければなりません。

この6万円をどう思うか。 これくらいならと思えるか、我慢ならないか。

奇跡的に1年で回復すればまだ良いですが、 数年を要する場合はその間も同様の現象が発生します。 また、定年後でありすぐに使いたいとなった場合の30万円は大きいと思います。 回復するまで待てるならまだしも、そうでない場合は困ったことになります。

下落を回避することはできません。 積み立てた期間が20年あるので引き落とし(?)期間も20年あるわけで、 その間に一度も暴落がないなんてことはないでしょう。 ボラの大きいものほど暴落時の目減り幅も大きいでしょう。

しかし、これを恐れてボラの小さすぎる銘柄を選ぶと 資産を増やすことができません。 それでは本末転倒です。

つみたてNISAはiDeCoと違ってスイッチングができません。 20年目に近づいたらボラの小さい銘柄に変えるなどということもできません。

どうしたらよいのでしょう。

  • 多少の目減りはあきらめる。
  • 状況にを見て20年を待たずに売却する。

よくわかりません。 わかりませんが出口については考えておく必要があると思います。 何せ今この時がその20年後のスタートなのだから。